杉山先生との出会い
すっかり寒くなりました。
今週末はぐっと冷え込むそうですので、風邪をひかないように気をつけましょうね。
今日はタティングレースのお話です。
杉山先生との出会いについて綴ってみましたので、お読みいただけると嬉しいです。
私は2012〜2019年にかけて、東京のタティングレース教室「FRIVOLITE 」に通っていました。
大阪からは遠いのですが、現在は「あとりえシシカス」を主催されている杉山則子先生が講師をされていたからです。
当時はタティングレースが今ほどメジャーでなく、大阪には教室がありませんでした。
お客様に教えていただいて、神戸の藤戸先生のお教室に通っていました。
そのお教室の生徒さんと、杉山先生の生徒さんが知り合われたのです。
お二人はインターネットでつながり、会うことになり、嬉しいことにROSE TEA ROOMに来てくださいました。私もご一緒にお話しさせていただき、杉山先生のレッスンについてたくさんお伺いできました。
美しい目の作り方を丁寧に教えてくださる…というお話を聞いているうちに、どうしても杉山先生に直接お会いして習ってみたくなり、そうして、東京までレッスンに通う日々が始まりました。
戦うような気持ちでタティングの目を作っていた私にとって、杉山先生のレッスンは感銘ばかりでした。
ひと目ひと目に思いを込めて、糸の気持ちになって、ちょうど糸が居たい場所に置く。
ほどよい力加減。
綺麗に早くできるコツ。
ピコが傾き、ねじれる理由。
同じ糸を使っていても、見栄えの差が生まれるのはなぜ?
すべてが分かりやすく、伝わる言葉で言語化されています。ひとつひとつを理論立ててご指導くださいました。
いつしか目と戦うような気持ちも消えて、タティングを素直に楽しめるようになりました。
今の私がある上で、大切な先生のお一人です。
杉山先生、本当にありがとうございました。
冒頭の写真の作品は、先月の段染め糸の投稿でご紹介した、杉山先生の生徒さんの本のレシピで編んでみたものです。目を綺麗に均等にそろえる難しさを改めて実感します。
掲載作品はさすがの美しさ…
やはり長年師事された方は違いますね。
私も自分なりに楽しみながら、頑張っていきたいと思います。
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